退職後もしばらく苦しかった|職場の傷が消えるまで

窓の外を静かに見つめる女性の後ろ姿と「退職後もしばらく苦しかった|職場の傷が消えるまで」というタイトルが入ったアイキャッチ画像

退職したとき、「やっと終わった」と思いました。

でも、終わったのは「場所」だけでした。

心の中に積もったものは、職場を離れてからもしばらく、ずっとそこにありました。

この記事に書いていること

職場で心が削られた経験 / 声を上げても届かなかったこと / 退職という選択の意味 / 今も整理しきれていない、それでも少しずつ前へ進んでいる話

感謝の言葉を、今の私は選べない

世間一般の退職の挨拶には、感謝の言葉が並びます。
でも今の私には、その言葉を選ぶことができません。

きれいな言葉を並べることは、これまでの自分の苦しみを、なかったことにしてしまう気がするから。

これは告発でも、誰かへの攻撃でもありません。
ただ、自分が経験したことを、なかったことにしないための記録です。

一人が去っても、苦しさは終わらなかった

苦しさのはじまりは、一人の人との関係でした。
「その人がいなくなれば、楽になる」と思っていました。

でも実際は、次の人へと引き継がれていきました。
「自分がターゲットになりやすい環境」というものが、そこには存在していたのだと、今は思います。

勇気を持って上司に相談したこともありました。
でも、その声は受け入れられませんでした。
それどころか、「相談したことが、評価を下げてしまったのではないか」という疑念が、今も残っています。

年齢、立場、見えない力関係。
そういったものが、正当な主張でさえも、届かなくしてしまうことがある。
それをあのとき、身をもって知りました。

👉 その経緯については、こちらにまとめています

「職場でのいじめ体験」を読む →

心が壊れていく感覚と、それでも黙らなかった理由

毎日、少しずつ削られていく感覚がありました。
最終的に心がボロボロになったとき、相手への強い感情が残っていました。
その感情を抱えている自分に、一番戸惑っていたのは私自身です。

でも、それほどの傷を負ったという事実は、否定しようがない、私の現実でした。
だからこそ、黙って立ち去ることだけは、したくなかった。

詳しい経緯は、ここでは書きません。
ただ、自分自身の尊厳を守るために、最後にできる行動を選んでから、幕を引きました。

晴れやかな解決ではなかったけれど、自分の心に嘘をつかずに終止符を打つために、必要なことでした。

退職後も、しばらく苦しかった。そして、少しずつ変わったこと

職場を離れれば、すっきりすると思っていました。
でも実際は、しばらくの間、心の中に「澱(おり)」のようなものが残り続けました。

場所が変わっても、感情はそう簡単には切り替わらない。
それが正直なところです。

それでも、小さな変化はあった

まだ完全には整理できていません。
でも以前のように、「自分には価値がない」と思い続ける時間は、少しずつ減ってきました。

あの経験を「誰かの孤独を少しでも軽くする言葉」に変えていけたら。
そう思いながら、このブログを書いています。

言葉として置いておくこと

この文章をここに残したのは、誰かを攻撃するためではありません。
納得できないまま、ただ蓋をすることができなかった。

この澱みを言葉として置き去りにすることで、ようやく私は、次へと静かに歩き出せる気がしています

最後まで読んでくださった方の中に、
私と似た経験をされている方、かつてされていた方がいらっしゃれば——

ぜひ、遠慮なくコメントを残してください。

いつか、私がどうやってここから動き出したかを、もう少し丁寧にお話できる日が来たら書きます。
今、苦しいなら。その苦しさは、あなたのせいではないと思っています。

👉 職場いじめの経験について、もう少し詳しく書いた記事はこちら

「職場でのいじめ体験」を読む →

Xでも、ゆっくりと話せる場所でいたいと思っています。
詩乃 (@si_no_3_)

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