退職後の固定費見直しチェックリスト|58歳の私が実際に確認した6項目

退職後に通信費・保険・住居費など6項目の固定費を見直したチェックリスト

退職すると、収入は大きく変わります。

ところが、家賃や通信費、保険料など、毎月出ていくお金は自動的には減ってくれません。

私も58歳で退職したあと、毎月の支払いを一つずつ確認しました。実際に変更して安くなったものもあれば、見積もりまで取ったものの、変更しなかったものもあります。

固定費の見直しは、何でも解約すればよいわけではありません。

現在の契約内容と金額を知り、「変更する・そのまま残す」を自分で判断できる状態にすることが先でした。

この記事でわかること

・退職後に確認したい6つの固定費
・私が実際に変更して安くなった支出
・見積もり後も変更しなかった保険の話
・現在のスマホ代が約10,000円になっている理由
・固定費を「削減・見直し・維持」に分ける方法

退職後に私が確認した6つの固定費

私が確認したのは、次の6項目です。

1.通信費
2.保険料
3.住居費
4.サブスクリプション
5.車にかかる費用
6.電気・水道・ガス

厳密には、電気・水道・ガスは使用量によって変わるため、完全な固定費ではありません。それでも毎月必要になる支出として、一緒に確認しました。

最初から全部を変更する必要はありません。まずは「毎月いくら支払っているか」「何に対する支払いなのか」が分かれば十分です。

通信費|月額だけで判断しない

□ 通信料金と機種代金を分けて確認した
□ 不要なオプションが付いていないか確認した
□ 自宅のインターネット料金も含めて把握している
□ 端末の分割払いがいつ終わるか確認した

私は以前、格安SIMを使ったことでスマホ代を安くできていました。

ところが、現在は携帯電話を替えたため、通信料金と機種代金を合わせて月約10,000円を支払っています。

金額だけを見れば、以前より高くなっています。しかし、現在の約10,000円には機種代金が含まれています。

「スマホ代が高いから、すぐ乗り換える」と考えるのではなく、通信料金と端末代を分けて確認することが必要でした。

私の現在の状況
通信料金と機種代金を合わせて月約10,000円。以前は格安SIMで安くできましたが、現在は機種代を含むため負担が増えています。

保険料|見直しても、変更しない選択がある

□ 現在加入している保険を書き出した
□ 毎月の保険料を確認した
□ 保障内容を自分で確認した
□ 別の保険へ変更した場合の見積もりを取った
□ 変更しない場合の理由も整理した

私は保険を見直し、別の内容へ変更した場合の見積もりも出してもらいました。

しかし、比較した結果、変更はしていません。

固定費の見直しというと、「解約した」「安い保険へ替えた」という結果ばかりが注目されます。けれど、見直したからといって、必ず変更しなければならないわけではありません。

現在の保障内容と見積もりを比べたうえで、そのまま維持することも一つの判断です。

私の見直し結果
保険の見直しと見積もりを行いましたが、契約内容は変更しませんでした。削減額は0円ですが、内容を確認できたことには意味がありました。

住居費|家賃だけでなく、現在の暮らし方も確認する

□ 現在の家賃・住宅ローン額を確認した
□ 駐車場や管理費なども含めて確認した
□ 収入が変わったあとも無理なく払える金額か考えた
□ 現在の部屋数や立地が自分の暮らしに合っているか確認した

私は北海道の公営住宅で暮らしており、現在の家賃は月22,000円です。

息子とは同じ住所ですが、仕事で長期間不在にすることが多く、実際の暮らしはほぼ一人で回しています。

家賃と電気・水道・ガスについては、息子と折半しています。ただし、生活費の記事では家計全体にかかる金額が分かるよう、支出総額として整理しています。

私の場合、公営住宅の家賃が退職後の暮らしを支える大きな土台になっています。

公営住宅だから生活費を抑えられた|家賃22,000円の暮らし

社会人の息子と生活費をどう分ける?家賃・光熱費の折半と食費の実例

サブスク|使っていない契約を月約2,000円解約

□ カード明細にある定期支払いを確認した
□ 1か月以上使っていないサービスがないか確認した
□ 同じようなサービスを複数契約していないか確認した
□ 無料期間終了後も払い続けているものがないか確認した

退職後に支払いを確認したところ、使っていないサブスクが残っていました。

解約した金額は、合計で月約2,000円です。

月2,000円は、一度の買い物なら大きな金額に見えないかもしれません。しかし、使っていないものへ毎月払い続ければ、1年間で24,000円になります。

サブスクは一つひとつの金額が小さいため、明細を見なければ気づきにくい支出でした。

私の見直し結果
使っていないサブスクを解約し、月約2,000円、年間では約24,000円の支出を減らしました。

車にかかる費用|手放す前に年間額を確認する

□ 車のローン残高を確認した
□ 任意保険料を確認した
□ 駐車場代・ガソリン代・車検代を確認した
□ 1年間に車へいくら使っているか計算した
□ 車がなくても生活できる立地か考えた

私は現在、車を所有していません。

応募時から、病院・買い物・公共交通を利用しやすい公営住宅を選んでいたため、車がなくても生活できています。

車を所有するかどうかは、住む地域や健康状態、家族構成によって変わります。車が必要な地域で、金額だけを理由に手放すのは現実的ではありません。

大切なのは、車を手放すことではなく、保険・駐車場・ガソリン・車検を含めた年間費用を把握することです。

私の現在の状況
現在は車を所有していません。病院・買い物・公共交通を利用しやすい立地だったため、車なしの生活へ移行できました。

電気・水道・ガス|契約変更だけでなく使用額も確認する

□ 電気・水道・ガスの請求額を確認した
□ 電力会社や料金プランを比較した
□ 季節による金額の違いを確認した
□ 北海道など寒冷地では、冬の灯油代も分けて確認した

私は電力会社を変更し、月約500〜800円安くなりました。

大幅な削減ではありませんが、電気代は毎月支払うものです。月500円なら年間6,000円、月800円なら年間9,600円の差になります。

一方で、電気・水道・ガスの合計は現在月18,500円ほどです。使用量や季節によって変動するため、この金額が毎月固定されるわけではありません。

また、北海道の冬はこれとは別に灯油代が月10,000〜14,000円ほどかかります。

私の見直し結果
電力会社を変更し、月約500〜800円削減できました。ただし、季節による使用量の変化は別に考える必要があります。

北海道の灯油代はいくら?一人暮らしの実額を公開

見直した結果を「削減・見直し・維持」に分ける

6項目を確認したら、結果を次の3つに分けます。

分類 意味 私の例
削減 不要な契約をやめたもの サブスク
見直し 契約や会社を変更したもの 電力会社
維持 確認したうえで残したもの 保険

変更しなかったものがあっても、見直しに失敗したわけではありません。

何にいくら払っているかを理解し、現在の自分に必要だと判断して残したのであれば、それも固定費を整理した結果です。

退職後の固定費見直しは、一つずつでいい

私は、すべてを一日で変更したわけではありません。

通帳やカード明細を見ながら毎月の支払いを書き出し、内容が分からないものを調べました。

そのうえで、使っていないサブスクを解約し、電力会社を変更しました。保険は見積もりまで取りましたが、変更しませんでした。

最初にすること

1.通帳・カード明細・アプリを開く
2.毎月支払っているものを書き出す
3.「削減・見直し・維持」に分ける
4.今週、一つだけ確認または変更する

固定費を減らすことだけが目的ではありません。

退職後の収入で、何を残し、何をやめるのか。自分で判断できる家計にすることが目的です。

私はまだ、すべての支出を完璧に整えたわけではありません。それでも、現在払っている金額と理由が分かるようになったことで、以前より家計を見通しやすくなりました。

この記事のまとめ

・固定費は通信費・保険・住居費・サブスク・車・光熱費の6項目を確認
・スマホ代は金額だけでなく、通信料金と機種代を分けて見る
・保険は見積もり後に変更しない選択もある
・不要なサブスクを解約し、月約2,000円削減
・電力会社を変更し、月約500〜800円削減
・変更しなかったものも、確認して残したなら見直しの結果

毎月の生活費全体を確認したい方はこちら:

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