公営住宅の初期費用はいくら?入居時に25万5千円かかった内訳を公開

公営住宅の初期費用 255,000円

私が入居した北海道の築古公営住宅では、家賃や敷金以外に255,000円かかりました。

最も高かったのは特注網戸の85,000円。シャワー設置・冷風機・引っ越し費用なども必要でした。

この記事では、実際にかかった費用の全内訳を公開します。

私が入居したのは北海道の築古公営住宅(3LDK)です。シャワー・風呂釜・網戸・ウォシュレットがいずれも付いていない状態で引き渡されました。

かかったお金の内訳

設備費(シャワー・網戸・冷風機) 引越・その他

        合計 255,000円

👉 実際の家賃については 公営住宅の家賃はいくら?実際の生活費を公開 をどうぞ。

私の場合、家賃・敷金以外で
25万5千円(255,000円)かかりました。

⚠️ 私が一番驚いたのは網戸代でした。
規格外サイズだったため、4か所で85,000円
入居前は想像もしていなかった出費です。

この記事でわかること

✅ 公営住宅の初期費用が高くなる理由✅ シャワー・風呂釜・網戸・ウォシュレットの実費✅ 網戸が85,000円になった理由✅ 見落としがちな「その他の準備費用」一覧✅ 入居前の内覧チェックリスト・原状回復の注意点

入居準備にかかった費用:一覧

まず全体像をお伝えします。家賃・敷金以外にかかった費用の内訳です。

項目 公営住宅 民間賃貸
家賃 安い 高め
初期費用 高くなる場合あり 設備込みが多い
シャワー なしの場合あり 基本あり
網戸 なしの場合あり 基本あり
原状回復 厳しめ 契約次第
項目 費用
シャワー設置(本体+工事) 40,000円
網戸(4か所・特注) 85,000円
冷風機(据え置き型) 60,000円
引っ越し費用 40,000円
カーテン・照明器具など 約30,000円
ウォシュレット 未設置(検討中)
合計 25万5千円(255,000円)

※カーテン・照明は概算。風呂釜リース代(月1,400円)は含みません。ウォシュレットは未設置のため0円計上。

以下でそれぞれの費用がなぜかかったのか、詳しく説明します。

公営住宅の初期費用がなぜ高くなるのか

「公営住宅は家賃が安いのに、なぜ初期費用が高くなるのか」——入居前の私も同じ疑問を持っていました。理由は大きく3つあります。

設備が最低限しかない

民間の賃貸マンションであれば、給湯器・照明・シャワーが最初から備わっているのが普通です。しかし公営住宅、特に築年数の古い住宅では、浴槽だけあってシャワーも風呂釜もないという状態が珍しくありません。

照明・網戸・カーテンレールがない住宅もあります。「箱だけある」状態で引き渡されるため、生活できる状態にするだけで費用がかかります。

原状回復が必要になる

公営住宅は退去時に原状回復が求められます。自費で設置したシャワー・網戸・ウォシュレットなどは、退去時にすべて撤去しなければなりません。

つまり入居時の設置費用+退去時の撤去費用が二重にかかる可能性があります。この点が民間賃貸と大きく異なるところです。

古い住宅ほど自己負担が増える

新しい公営住宅や最近リフォームされた住宅では、ユニットバス・エアコン・給湯器が最初から付いているケースも増えています。その分家賃は高めになりますが、入居準備費用は抑えられます。

一方、北海道を含む古い公営住宅では設備が古く、自己負担が大きくなりやすいという傾向があります。市営住宅・県営住宅・団地など、築年数が古い住宅では同様の費用が発生することがあります。私が入居した住宅はまさにこのケースでした。

初期費用が高くなる3つの理由① 設備が最低限しかなく、自分で揃える必要がある② 自費設置したものは退去時に撤去義務がある③ 築古住宅ほど設備が古く、自己負担が大きくなりやすい

当選後に初めて知った現実

公営住宅は「安くて便利」なイメージがありますが、入居してみると想定外の出費がいくつも待っていました。

シャワーが付いていなかった

浴槽はあるのに、シャワーヘッドも水栓もついていませんでした。早急に取り付ける必要がありました。

シャワー設置にかかった費用シャワー本体:30,000円工事費:10,000円合計:40,000円

※シャワー工事は退去時に原状回復が必要な場合があります。

風呂釜がなかった

浴槽はあるのに風呂釜がない状態でした。私の場合はリースを選択しました。

💡 浴槽と風呂釜の違い:浴槽はお湯を「溜める」容器、風呂釜は水を「沸かす」機械です。古い公営住宅では浴槽だけある状態で引き渡されることがあり、風呂釜は自分で用意しなければなりません。

風呂釜費用リース:月1,400円(年間16,800円)

網戸がなかった——そして85,000円かかった理由

北海道の夏は短いですが、虫は容赦なく入ってきます。網戸は全窓で必要でした。ところが私の住む公営住宅は窓のサイズが規格外で、既製品では対応できませんでした。

網戸の費用(4か所・特注)合計:85,000円

最初に見積もりを取ったのはおととしのことでしたが、その時点でも高額で迷っていました。そこへ物価高騰が重なり、業者から「以前より2万円ほど上がっています」と言われました。

念のためもう1社に見積もりをお願いしたところ、そちらも「規格外の特注になるので7万円ほど」とのこと。2社ともほぼ同じ金額で、値下げの余地はなさそうでした。

北海道の夏は短くても、窓を開ける季節は必ずやってきます。迷い続けても虫は入ってくるので、最初の業者に85,000円でお願いすることにしました。

※規格サイズの窓であれば既製品(1枚2,000〜5,000円程度)で対応できるケースもあります。内覧時に窓サイズを必ず確認してください。

ウォシュレットがなかった

トイレはウォシュレットなしでした。取り付け自体は自分でできる製品もありますが、費用と退去時の原状回復を考えると、なかなか踏み切れずにいます。

※現時点ではまだ未設置です。設置した際にはこちらで費用を更新します。

それ以外に必要だったもの

シャワー・風呂釜・網戸以外にも、入居時に想定外の費用がいくつもありました。

カーテンレール・カーテン

公営住宅は窓サイズが特殊なことが多く、既製品のカーテンでは合わない場合があります。私も数か所で買い直しが必要でした。

照明器具

引き渡し時に照明は付いていませんでした。各部屋分のLEDシーリングライトを用意する必要があります。

ガス開栓費

私の場合は無料でしたが、地域・ガス会社によって異なります。事前に確認しておきましょう。

鍵交換

自治体によっては入居時に鍵交換費用が発生することがあります。数万円かかる場合もあるので確認が必要です。

畳の交換

自治体によって対応が異なります。前入居者の状態によっては交換費用が発生することも。

引っ越し費用

私は知り合いにお願いし、4万円+不用品処分費で済ませました。業者に頼むと10万円を超えることもあります。忘れがちですが、これも立派な初期費用です。

エアコン(冷風機)

北海道でも近年は夏の気温が上がり、冷房が必要な日が増えています。しかし私はエアコンではなく、据え置き型の冷風機(約60,000円)を選びました。

エアコンではなく冷風機にした3つの理由

① 壁に穴を開けるため、退去時に原状回復費用が別途かかる② 設置には管理者への許可申請が必要な場合がある③ 北海道は夏が短く、実際に使う期間が限られる

北海道の短い夏をなんとか乗り切るための出費でした。

公営住宅によって設備は大きく違う

「同じ市営住宅でもシャワーあり・なしがある」「風呂釜があるところとないところがある」——つまり、他の人の体験談がそのまま自分に当てはまるとは限りません。同じ自治体の公営住宅でも、建てられた時代・棟によって設備内容は大きく異なります。

だからこそ、内覧時に実際の設備状況を必ず自分の目で確認することが重要です。私が「知らなかった」ために出費が増えた5点を入居前に必ず確認してください。

内覧前に必ず確認すること

① シャワーの有無……浴槽だけでシャワーがない住宅がある。設置には4万円前後かかる。② 風呂釜の有無……浴槽のみで給湯できない住宅がある。リースまたは購入が必要③ 網戸の有無……全窓ない住宅も。窓サイズが規格外だと特注になり高額になる。④ カーテンレール……ない住宅もある。窓サイズが特殊で既製品が合わないことも。⑤ 原状回復ルール……自分で設置したものは退去時に撤去義務あり。自治体ごとに異なる。

👉 公営住宅の応募方法や倍率については 公営住宅の倍率はどれくらい?私が当選するまで(作成中近日公開) でまとめています。

内覧当日に使えるチェックリスト

📱 内覧当日に使う方はスクリーンショットしておくと便利です

📋 内覧チェックリスト

☐ シャワー☐ 風呂釜(給湯器)☐ 網戸☐ カーテンレール☐ 照明器具☐ エアコン設置可否☐ 鍵交換費用☐ 畳交換費用☐ 原状回復ルール確認☐ 傷・汚れを写真撮影

※設備は棟・号室によって異なります。他の人の体験談がそのまま当てはまるとは限りません。

入居後すぐに必要になったもの

📦 物干し竿・物干し台🪟 カーテン(初日から必要)💡 LED照明(各部屋分)🔌 延長コード(コンセント位置が限られる場合)🧴 トイレットペーパー・洗剤など生活消耗品

原状回復について知っておくこと

公営住宅は退去時に「原状回復」が求められます。自費で設置したシャワー・網戸・ウォシュレットは、費用をかけて取り付けたものであっても退去時にすべて撤去しなければなりません。

入居直後に各部屋・設備の状態を写真で記録しておくことを強くおすすめします。入居前からあった傷や汚れを証明できれば、余計な修繕費を請求されるリスクが下がります。

正直なところ、シャワーや網戸のような生活必需品まで撤去義務があることには疑問を感じています。ただしルールは自治体ごとに異なります。入居前に「設置してもいいか」「退去時の扱いはどうなるか」を窓口で確認しておくのが一番です。

よくある質問(FAQ)

Q. 公営住宅の初期費用は敷金だけですか?

A. いいえ。私の場合は敷金以外に約26万円かかりました。シャワー設置・網戸・冷風機・引っ越し費用などが主な内訳です。

Q. 公営住宅に網戸は付いていますか?

A. 付いていない住宅もあります。私の住宅は全窓に網戸がなく、全て自費で設置しました。窓が規格外サイズだったため特注となり、4か所で85,000円かかりました。

Q. 公営住宅に風呂釜はありますか?

A. 住宅によります。私の場合はなく、月1,400円でリースしています。自治体によってリース制度がある場合とない場合があるため、窓口で確認してみてください。

Q. 公営住宅のシャワーは自分で付けるのですか?

A. 住宅によります。私が入居した住宅はシャワー設備がなく、自費で約4万円かけて設置しました。入居前の内覧で必ず確認することをおすすめします。

実際の家賃や毎月の生活費については
公営住宅の家賃はいくら?実際の生活費を公開
をご覧ください。

まとめ:公営住宅の初期費用は事前の想定が大切

この記事のまとめ

✅ 公営住宅は「敷金だけ」では入居できないことが多い✅ シャワー・風呂釜・網戸・照明など設備は自分で用意する✅ 私の場合は家賃・敷金以外で25万5千円(255,000円)かかった✅ 設備状況は住宅・棟によって大きく異なる✅ 内覧で必ず実物を確認し、写真を撮っておく✅ 原状回復ルールは自治体ごとに異なるので事前確認を

私は「家賃が安いから安心」と思っていました。しかし実際には入居前だけで約26万円が必要でした。

それでも今振り返ると、公営住宅へ入ったことで住居費は大きく下がり、老後の不安も軽くなりました。これから応募する方には、ぜひ入居前に設備を確認し、準備資金を確保しておいてほしいと思います。

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