世代で違う写真ポーズ——50代はとりあえずピース

左には50代60代の青春時代写真にピースする学生の写真。右に現在5.60代男性が女性に肩を回した夫婦のイメージ

今の若い子たちは顔を隠してポーズを決めるらしい。滅ポーズ、あごプニ……見ているだけで楽しい。でも私たちの時代は違った。カメラを向けられたら、考える間もなく右手がピースを作っていた。スマホどころか携帯もない時代、写真は特別なイベントだったから。

今の若い子たちのように笑顔を作る、自分の角度を知るなどもなかった。(少なくとも私は気にしたこともなかった)

私が真っ先に思い出したのは修学旅行の奈良公園。鹿と並んで撮ってもらった一枚、もちろん片手ピースで。その写真は今手元にないけれど、あの時の空気は今でも覚えている。スマホもSNSもない時代、写真は何十枚も撮れるものではなかった。だからこそ一枚一枚が特別だった。

世代別「写真ポーズ」まとめ

世代 定番ポーズ 特徴
10代(令和) 顔隠し・あごプニ SNS前提で「見せ方」を意識
20代 ハート・動脈ピース 可愛く写ることを重視
30〜40代 アヒル口・ギャル系 個性や流行を表現
50代〜 ピース とりあえず定番で安心

なぜ世代で写真のポーズが違うのか

世代ごとに写真のポーズが違う理由は、大きく3つあります。

  • ① カメラ環境の違い
    昔はフィルムで枚数制限があり「一発勝負」。今はスマホで何枚でも撮り直し可能。
  • ② SNSの影響
    現代は「人に見せる前提」で撮るため、ポーズや見え方が重要になっている。
  • ③ 撮られ慣れの差
    若い世代は日常的に撮影するため、自分の見え方を理解している。

こうして見ると、ポーズの違いは単なる流行ではなく、時代背景そのものだと感じる。

スマホ時代の写真は何が違う?

今の写真は「記録」よりも「共有」が前提になっている。例えば「BeReal」のように、加工なしでその瞬間を投稿する文化も広がっている。

一方で、すぐに撮れるからこそ「どう写るか」を気にする人も増えた。顔を隠すポーズも、そうした時代の変化の一つなのだと思う。

実際に私自身、若い頃はとりあえずピース。でも今は、自然に撮られた一枚の方がしっくりくるようになった。

「ありのまま」を見せることがかっこいい時代。かつて鹿と並んで一生懸命ピースしていた私には、少し眩しくも、どこか羨ましい。

携帯もスマホもなかった時代、カメラを向けられると条件反射で右手がピース。それが私たちの青春だった。

ポーズは変わっても、可愛く写りたい気持ちはいつの時代も同じ。「ありのまま」が一番美しいのかもしれない。

あなたの世代の定番ポーズは何でしたか?

そして今、写真だけでなく、暮らしそのものも「ありのまま」でいいのかもしれません。

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