『春風と、もらい泣き。私の新しい門出を祝うような月曜の朝』

春風

今朝、鏡に映った自分を見て、思わずため息がこぼれました。
「あぁ、仕事に行きたくない……」

休日の晴れやかな顔とは裏腹に、どこか疲れの見える自分の顔。
また新しい一週間が始まる。
そう思うだけで、足取りは鉛のように重く、心がぎゅっと拒絶しているのが分かりました。

けれど、一歩外へ出ると、そこには確かな「春」が立ち込めていました。
頬を打つ風はまだ冬の名残で冷たいけれど、その中には、眠っていた体を目覚めさせてくれるような、どこか懐かしく元気な朝の香りが混じっています。

車を走らせているうちに、不思議なことが起こりました。
あんなにどんよりと重かった気持ちが、春の光に溶け出すように消えていき、職場に着く頃には心はすっかり晴れ渡っていたのです。

自席につき、始業のチャイムが鳴り響きます。
「さあ、ここで過ごす時間も、あとわずか。最後までポジティブな私を見せることが、みんなへの最大のお返し!」(あら?笑)

そう心の中でつぶやき、グッと背筋を伸ばして一日をスタートさせました。

すると、いつも仲良くしてくださる同僚が、嬉しそうな顔でお菓子を差し出してくれたのです。
「おはようございます!……実は、子どもが第一志望の大学に合格したんです!!」

そのお子さんは、うちの子と同級生。(私が遅くに産んだ末っ子 )
幼い頃から成長を見守ってきた、私にとっても他人事ではない存在です。
自分の子の事のように嬉しくて、胸がいっぱいになり、気づけば二人で手を取り合って涙をこぼしました。

こんな時、心から溢れる嬉し涙は、なんて温かいのでしょう。

同僚の家族にとっての新しい門出。 そして、これから始まる私自身の新しいスタート。 それらが重なり合い、祝福し合っているような、最高に晴れやかな一週間の始まりになりました🌸

コメント

タイトルとURLをコピーしました